ホームステイ

ホームステイ受け入れ

 1988年(昭和63年)、横浜市が目指す国際文化都市形成のための国際交流市民ボランティアを発掘する目的でホームステイ事業を開始した。89年の横浜博覧会で海外から多数の来訪者が見込まれたことが事業開始のきっかけとなった。

 ホストファミリーの募集は、2年に1度行った。登録更新家庭を含めて、毎回、180〜200家庭が登録し、海外からのビジターを受け入れた。

 各ホームステイプログラム終了後には、ビジター、ホストファミリー両者からアンケートをとっていたが、そこで出された疑問や意見などを基に、毎年、ホストファミリーフォーラムや研修会などを開催した。講師からの話を聞くだけではなく、ホストファミリー同士の意見交換、交流も行った。

 登録ホストファミリー相互の情報交換を図るため、情報誌『Welcome』(A4判10ページ、年2回発行)の発行を開始した。ホストファミリーの中から編集作業を行うボランティア編集委員を募集。応募した委員たちの企画・編集により、ビジター及びホストファミリー両者の側からのホームステイ体験談や受け入れの際に役立つ情報などを毎回掲載した。

 ホームステイ受け入れでは、アジアからのビジターが多かった。ビジターの受け入れ経験があまりないホストファミリーの中には、ベジタリアンのビジターを受け入れる際、どのような食事を出したらよいのか悩んでいる家庭も多かった。そこで、95年度、全ホストファミリーに呼びかけ、ベジタリアン向けのレシピを募集、簡単な冊子にまとめたものを配付した。

 ヨークのホームステイ事業開始から10年を経て、横浜では、ホームステイを含めて国際交流が盛んとなり、市内にはホームステイ受け入れ団体が他にいくつも存在するようになった。また、ヨークの事業も「海外との交流」から「在住外国人支援」へと比重が高まっていた。99年3月、このような中、ヨークとしてのホームステイ事業は終了し、情報誌『Welcome』も廃刊となった。

ホストファミリー海外研修の実施

 横浜のホストファミリーを海外へ派遣し、ホームステイをしながら現地の福祉施設や学校を訪問したり、ボランティア活動に参加するなどの研修を行った。普段はビジターを受け入れる立場のホストファミリー自身がビジターとなってホームステイを体験することにより、より充実したホームステイ受け入れを目指す趣旨で海外研修を実施した。ホームステイの他、訪問した国の文化・習慣についての研修も行った。

 92年には、ニュージーランドのウェリントン、93年には、オーストラリアのシドニー及びブリスベン、94年には、アメリカのサンフランシスコで研修を行った。各海外研修の報告書は、参加者自身の企画・編集によって作成され、海外研修に参加しなかったホストファミリーにも、これらの研修での体験や情報が還元された。

【報告書】
『Haeremai(第1回ホストファミリー海外研修報告書)』(1993年3月)
『G'day Mate(第2回ホストファミリー海外研修報告書)』(1994年3月)
『Hello, There(第3回ホストファミリー海外研修報告書)』(1995年3月)

ニュージーランドでのホストファミリー海外研修


目次へもどる

 公益財団法人 横浜市国際交流協会へ 

公益財団法人 横浜市国際交流協会

Copyright(C) 2002. YOKE. All Rights Reserved.