「横浜国際協力まつり」の開催 

身近な日常生活からできる
国際協力をみつめ直す

 1997年(平成9年)度からスタートした「横浜国際協力まつり」は、当初、シティネット(アジア太平洋都市間協力ネットワーク)設立10周年事業に参加する海外NGO及び国際機関関係者約200名と市内の国際協力NGOとが出会う場として企画されたのがはじまりである。

 「横浜国際協力NGO祭」という名称で開催された第1回目は、阪神大震災の後、市民のボランティアに対する関心が高まり、学生を中心とした若者層から定年退職を迎えた中高年層に至るまで、幅広い市民層が日常生活の延長線上で身近にできるボランティア活動を探し始めた時期であった。途上国で国際協力の仕事がしたい、NGOに就職したい、夏休みに途上国でボランティアをしてみたい、特別な知識や特技もないが国際協力に関わることはできるか、といったさまざまな問い合わせがヨークに寄せられた。このような声に応えていくため、ヨークとしても国際協力団体との連携を通じ、途上国の現状や団体の活動情報を市民に提供しようと開始したものである。


市民と参加団体とが「出会う場」
として定着してきた『協力祭り』

21世紀の国際協力の担い手である子ども達を支援の視野に入れる

 『出会い・発見・私にできること』をテーマに、市内に活動拠点をおく国際協力NGO及び国際機関の参加を中心に、ブース出展、NGOよろず相談を通じての情報提供、シンポジウムやセミナー、展示、イベント等、来場者がそれぞれの関心に合わせて身近なところから自分にできる国際協力の方法を見つけてもらう総合的な活動紹介展である。

 参加団体の有志で構成される実行委員会との共催で38団体の参加があった第1回、在住外国人グループや彼らを支援するグループが加わった第2回、2002年に小中学校に導入が予定されている「総合的な学習の時間」を鑑み、生徒を引率する先生の姿が会場で見受けられた第3回、小・中・高・大学の途上国支援サークルの参加があった第4回は、過去最多となる84団体の参加と入場者が1万人を越えるなど、回を重ねるごとに「まつり」の活動に広がりが出てきた。また、「まつり」を支える公募ボランティアも毎年増え、「まつり」にかかせない存在となっている。

 今後は、21世紀の国際協力の担い手である子ども達を応援する意味で子どもの参加を積極的に支援していくなど一層の広がりを持たせていきたい。また、6月には「まつり」の実行委員を中心にNGO間の情報交換と交流をはかる「横浜NGO連絡会」が発足し、ネットワークがめばえつつある。



目次へもどる

 公益財団法人 横浜市国際交流協会へ 

公益財団法人 横浜市国際交流協会

Copyright(C) 2002. YOKE. All Rights Reserved.