横浜市国際学生会館

入居状況

 横浜市内の大学等に在籍する留学生等のための宿泊施設として1994年(平成6年)5月に開館。単身室95室、家族室10室、研究者室5室、臨時宿泊室5室を有し、毎年およそ18の国・地域から125人前後の留学生等が居住している。

 初年度は5月開館ということもあって二次募集を行ったが、その後は毎年募集定員を超える応募者がある。行政が運営している施設としては、神奈川県が県内に3ヵ所もっているが、国費留学生は対象外となっており、かつ、家族用の部屋を有していないということもあってか、当会館への応募者は年々増えている。特に、近年は家族室の応募者が増え、2001年1月の入居者募集には9倍を超える応募があった。 

事業内容

 会館は、単なる宿泊施設の提供だけでなく、さまざまな交流事業を通して地域における国際理解、国際交流の増進に寄与することを目的としており、これまで市民と留学生を結びつけるための諸事業を企画・実施している。

 在館者を講師とした「語学講座」や「文化講座」、市内の小・中学校で母国文化紹介を行うために留学生を派遣する「出前文化講座」、また、多くの市民の方々にご協力いただいている「日本語チューター紹介」「ホストファミリー紹介」、そして地域で行われる「潮田神社祭礼」「盆踊り」「地区運動会」等の行事にも積極的に参加し、地域の方々との交流も図っている。また、地元町会の方々のご協力をいただき「秋祭り」や「寒中もちつき大会」も行っており、その際、留学生手作りのお国自慢料理やつきたての餅の販売も行っている。この事業は町会の行事として定着しつつあり、かつ、近隣の方々にも好評で、毎年、留学生の手作り料理を楽しみにしているとの声が寄せられている。

今後について

 学生会館のあるこの建物は、市民利用施設である潮田地区センター及び福祉施設の潮田地域ケアプラザとの複合施設であり、総称を「潮田交流プラザ」という。会館はこの「潮田交流プラザ」の総合管理も併せて行っている。

 95年度をピークに減少傾向にあった在日留学生数も98年度から上昇に転じており、市内の留学生数も同じような傾向を示していることから、今後も需要が高まってくるのではないかと予想される。

 快適な勉学環境を提供し、かつ、横浜での留学生活がより充実した内容となるよう今後も努力していくと同時に、在館者にとって「家族的な雰囲気を実感できる施設」を目指している。


横浜市国際学生会館


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