![]() 横浜市国際交流協会が設立された1981年は、わずか20年前とはいえ、この年月は私たちの世界にとっては、恐らく過去のどの時代よりも激しい変化をとげた期間であったと表現しても誇張ではない時の流れでした。 長い冷戦構造の中にあった世界政治は、1990年のベルリンの壁崩壊に象徴されるように音をたてて崩れおち、経済のグローバル化の急激な進展、高度情報化社会の到来、さらには経済成長神話の崩壊とともに日本社会全体をおおった閉塞感など、次から次へと押し寄せる大きな変化の波の連続であったことを思い返します。このような世界の変化の影響を直接、間接に受けながら歩んできたこの20年間の歩みでしたが、多くの人びとに支えられ、育てられて「成人」として20才を迎えることが出来たことを心から感謝申しあげます。 横浜市は日本でもっとも先駆的な国際都市として位置付けられ、名実ともに国際文化都市として歩みをすすめてきました。しかし国際という概念が「国と国」の関係から「文化と文化」「都市と都市」の関係に変化し、私たちの地域社会自体が地球的規模で多くの影響を受け、日常生活が世界と直結して営まれている実態が加速度的に増しつつある現在です。このような状況の中で協会の働きも当然の事ながら変化していくことが必要ですし、あらためて、どのような「使命」を自らに課して働いているのか、ということを明らかにしていくことが求められています。このような認識のもとに20周年を迎えたことを機に「私たちの使命」を表明し、市民の皆様にあらためて協働への呼びかけをする次第です。 長い日本の歴史、文化風土のなかで、内と外を区別し、同質性を重んじ、異質なものを無意識のうちに排除してきたことをしっかりと自覚し、新しい世界は、異なりを認めあい、開かれた意識を大切にしていく市民社会をつくり、人類がともに支えあって生きる地球社会をつくり出していくために働きを強めていかなければならないと考えます。今までにも増して一層のお力添え、お導きを心から念じつつ、20周年を迎えることが出来たことへの感謝と今後への決意表明といたします。 |
![]() 横浜市国際交流協会(YOKE)創立20周年、おめでとうございます。 振り返ってみますと、YOKEが創立された1981年(昭和56年)は、新東京国際空港の開港、日中平和友好条約の調印、横浜港開港120周年など、日本の国際化に大きな進展があって間もなくの頃でした。以来、YOKEは、進取の気風あふれる横浜の特性を活かした国際交流事業の拡大と発展を通じ、横浜市の国際化の推進に寄与してきました。 21世紀という新たな時代の幕開けとなる本年、YOKEは20周年という節目を迎えました。近年では、冷戦構造の崩壊や通信技術の飛躍的発達をはじめとした大きな変化を受けて、様々な分野でのグローバル化が急速に進展するとともに、私たち自身も世界をより身近に感じるようになりました。また、市民のみなさんによる自主的な活動に対する関心や期待が高まってきており、その活動の活発化による社会ニーズの多様化、個別化が一層進んできています。 このような中では、市民と行政のパートナーシップを基に、相互に協働を進めていくことが重要です。行政が市民のみなさんによる自主的な活動のニーズに応えられるよう、様々な機会を提供できれば、それが新たな挑戦を生み、街全体の元気の源となっていくと考えています。 世界中の注目が集まる2002年FIFAワールドカップの開幕まで、いよいよ1年を切りました。この大会の開催を機にYokohamaの名はますます世界に広まり、横浜市の国際化にもさらに拍車がかかることと思います。新しい世紀の夢や希望に向かって挑戦する明るく元気な都市横浜の発展のため、これからもYOKEとともに取り組んでまいりたいと思います。YOKEのますますの発展を、心からお祈り申し上げます。 |
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